個展

今回は日本橋高島屋での個展の案内をさせていただきます。

新作を25点展示します。どうぞお楽しみください。
会期の2週間前には会場の前の予告スペースに数点展示される予定です。
また、雑誌「美術の窓」12月号(11月20日発売)にも広告を兼ねて作品1点が掲載されます。
そちらもよろしくお願いします。

会期中は夕方頃までは会場にいる予定です。みなさま是非ご来場ください。
お待ちしております。

石川時彦展<彫刻>
会場=日本橋高島屋6階美術画廊
会期=平成18年12月6日(水)〜12日(火)
時間=午前10時〜午後8時
※最終日は午後4時にて閉会させていただきます。

呼び名

前にも書きましたが、私の職には名称が三つほどあります。
・社寺建築の装飾彫刻をする時は 彫刻屋
・その建物に入る神像・仏像を彫る時は 仏師
・デパート、画廊などで展示する作品を彫る時は 彫刻家
「屋・師・家」
木彫するだけなのに呼び名は三通りです。
でも私は三つとも好きです。中身は一緒ですから・・・。

さて、今回は彫刻家の時の案内です。個展です。
よろしくお願いいたします

11月8日(水)〜21日(火)
船橋西武5階=美術画廊
午前10時〜午後8時30分(最終日21日(火)は午後5時に閉場)

30回目の初夏

30回目の初夏
六月の末、48回目の誕生日を迎えました。

欄間の龍を彫りたいと、周囲の人たちの反対を押し切ってまで師匠の内弟子になるべく入門したのが17才の春、鎌倉は良い季節でした。
思い起こせば30年の年月が過ぎていたのですね。

画家は画業何年と言いますが、彫刻家の場合は彫業、刻業・・・?そんな言葉聞いたことが無いのでただ彫刻30年ですね。
いろいろありましたが彫刻の仕事を続けて来られたのは多くの方々の支援があってこそ、と今はただただ感謝しております。

今年も何回か企画展・個展があります。
これからも勉強の日々が続きますがどうぞよろしくお願い致します。

日本橋三越「木彫秀作展」
物故の巨匠から現在活躍中の先生方に混ざり出品しております。
お時間がありましたらご高覧下さい。

「木彫秀作展」
日本橋三越本店本館6階美術特選画廊
平成18年7月18日(火)〜24日(月)

個展終了

個展が無事に終了いたしました。
天候にも恵まれ、多くの方に足を運んで頂き作者として大変喜んでおります。
ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。
相変わらず鎌倉は観光客でごった返していましたが、小町通りから少し入った場所の会場は驚くほど静かな空間で、来場してくださった方々には落ち着いて作品を見て頂けたのではないかと思います。


鎌倉での個展も回をかさねて来ましたが、自分の原点の一つとしてこれからも大事にしていきたいと思います。

一翠堂画廊

初めて個展を開いたのが鎌倉小町通りの一翠堂画廊でした。
会期の一年前に会場を予約し作品の準備をしましたが、当時のアパートでの制作では小品しか彫ることができませんでした。
一日師匠の所で仕事をして帰宅後の夜か休日に時間を割いて彫っていたので、当然作品の出来映えも今より一歩も二歩も劣るものでした。
当時DMを受け取り会場に足を運んで頂いた知人友人たちには本当に申し訳ないと今は反省しております。
それでも見よう見まねで個展を開くところまではたどり着きましたが、何から何まで一人で準備したのでいざ初日になり、本人だけが異常に舞い上がっていたことを思い出します。

数を重ね鎌倉での個展も7回目となりました。
気がつけばこの仕事を初め30年となる来年に向け本人は良い節目になる展示会にしたいと思っています。
良い気候の頃です。鎌倉散策がてらどうぞ足をお運びください。