春風亭柳之助さん

春風亭柳之助さん、真打昇進おめでとうございます。
披露興行のご案内を頂き、早速浅草演芸ホールへ出かけてきました。

当日は平日にも拘らず立見も出るほどの満席で大盛況でした。
午後1時過ぎに入場、落語二席・漫談を聞いたのち、真打昇進披露口上と続き、いよいよ柳之助さんの高座が始まりました。
相変わらず大きな体に愛くるしいまなこで汗びっしょりで演じる姿は以前知人の会社のイベントで平成12年から4年間、計9回の寄席を開いて頂いた時より大きく、噺家の風格さえも感じられました。
嬉しくも懐かしい思いをさせて頂きました。
3時間ほどでしたが、多くの演芸を間近で見られ腹から笑った一日でした。(春風亭昇太さんはすごいと夫婦で思いました。)
幕引き後柳之助さんにご挨拶し、記念撮影をしてきました。

柳之助さん、これからも稽古、高座を数重ね、名人になってください。
心より応援してます。
仲店通りでお土産を買い、「今半」で食事をして帰路に付きました。

銅版画作家・植村美子代新作展


銅版画作家・植村美子代新作展にお邪魔してきました。

彼女に会うのは昨年夏、アートフェア東京での私の個展以来なので久しぶりです。
作品たちに会うのも2年ぶりなのでとても楽しみにしてました。
独自の世界を表現する彼女の作品には毎回脱帽すると同時に、作品がもつあたたかさ、ワクワク感に私も新しい感覚を呼び起こして頂いています。
今回も思ったのですが彼女が作品を生み出す感覚には、なにか私が表現する世界と同じようなものがあるのかと会話を通して感じています。
私の仕事が一段落したこともあり、今回もまた「ご褒美、ご褒美」と自分に言って新作を購入しました。

横浜・金沢文庫へ


金沢文庫は鎌倉時代中期に鎌倉幕府を支えた金沢北条氏によって創設され、その蔵書類は北条氏滅亡後も菩提寺であった称名寺に引き継がれていました。
現在は神奈川県立の施設として再興され、保管されています。

今回は金沢文庫ならび称名寺に伝わる絵画、彫刻、工芸、古文書などを鑑賞したく訪れました。

驚きです。
古書をマイクロフィルムで撮影し、製本されたものを閲覧できるのです。
また日本中世の歴史、宗教、美術に関する専門書は約5万冊だそうです。
とにかくすごいです。
この図書室はお勧めです。私もまた訪れたいと思いました。
神奈川県立金沢文庫図書閲覧室

中世の景観を残す称名寺境内で清々しい一日を過ごすことが出来ました。

今年も京都・奈良へ行ってきました

薬師寺にて

今回は晴明神社参拝後、散策を兼ねて西陣から北野天満宮へ足を運びました。
西陣織など手織りの振興を目的に開かれた施設(織成舘)を見学。
工房では実際に西陣織の帯が織られる作業が見学出来るとのことで、女房の希望で訪れましたが祭日の為作業は休み。残念でした。
しかし館内には時代衣装や能装束が飾られ、西陣織のすごさを実感してきました。

私にはまだまだ見学しなければならない仏像が数多くあります。
今回はその一つに会いに千本釈迦堂を訪れました。
鎌倉時代の仏師・快慶作の十大弟子像(重文)、そして目的の定慶作六観音像(重文)です。
資料ではよく見ていたのですが、実際にこの目で見てみると久しぶりに背筋が寒くなる思いでした。
手探りで始めた工程が既に鎌倉時代の仏像で見られたことに目から鱗で驚きと感動の時間を過ごしました。

京民家が残る上七軒にて

初詣で賑わう北野天満宮

法隆寺をゆっくり説明頂いた観光ボランティアの松本さんと

本物を見る大事さを改めて感じ、また反省もした今回の旅行でした。
私もまだまだですね!

新年あけましておめでとうございます

男料理が雑誌に掲載されることになりました。
社寺建築など、文化財に携わる職人は大概技術と共に自炊が必須になります。
工期によっては半年・1年と現場で寝泊まりするため、当然自炊生活になるわけです。
私も若い頃より多少包丁を握っていましたが・・・。
なぜ日常的に料理をすることになったのかは本を買って読んでみてください。
しかし、普段家庭で片手間で作っているものが写真入りで本に載るとなると気合いが入るものですね。いつもはしないエプロンなどをして本気で料理をしました。
緊張して作ったのも久しぶりでした。

インタビューも緊張しました

鰤の照り焼きともう一品

器についても聞かれました

編集の方に行きつけの八百屋さんをご紹介

婦人の友2月号(1月12日発売)に載ります。

それでは、本年もよろしくお願いいたします。