ちょっと独り言

初夏を思わせる、さわやかな晴れの日でした。
紋付き袴すがたの私は、式場の控え室と披露宴の会場となる座敷大広間との間を走り回っていました。
女房は白無垢姿で鎮座したまま動けず、 両家の事からその他いろいろと当日起きた事柄にてんてこ舞いになりながらも式が始まりました。
若気のいたりです。手作りの結婚式にしたいと鎌倉のとある神社にて式をあげ、そのまま境内の大広間にて披露宴を行いました。
仲間達が集まり、当然披露宴はお祭りさわぎになりました。今思えばよくやったなーと思います。
その日の写真を見直すだけで笑えます。たいへん良い思い出になりました。

5月末の一日の出来事から20年たちました。
この日を一緒に過ごした方々の中には、もう会えない方、交流、音信の途絶えた方などなど。
20年はやはり長いです。
そして、不思議です。
ワイン片手に思い出を語り会った記念日の夜でした。