四国・徳島へ

初めての四国行きは20年振りの寝台特急を選びました。
ゆっくりのんびり寝て行こうと思ったのですが、なかなか眠りに落ちず、列車は瀬戸大橋を渡り始めました。
ねぼけ眼で見下ろした瀬戸内海の景色は最高でした。
四国へ渡り、高松駅で乗り継ぎの合間にうどんを食べ、徳島駅へ。手荷物を預けいざ鳴門へ。


大鳴門橋から真下に見るうず潮は迫力満点。
しかし、高い所の苦手な私には苛酷な45メートル下の渦の道見学でした。

足の震えが残るまま徳島に戻り、阿波十郎兵衛屋敷へ。
係りの方にゆっくりと阿波人形浄瑠璃の特色を解説していただきました。
ただ、上演を見られなかったのが残念。

夕方、お世話になります、徳島そごう店へ。
夜は美味しい地酒と肴で一杯。長い一日も夢の中へ。

無事終了しました個展の翌日、讃岐のこんぴらさんで知られる琴平へ。
駅からの参道は古い構えのみやげ物屋、旅館などが並び昔ながらの門前町のたたずまいを残してました。
そして、長い長い785段の石段を登り本宮にて、こんぴら参り。

江戸時代には、お伊勢参りと並んで庶民の憧れとなっていました。
展望台より讃岐平野を満喫し、下山。

地ビールとこんぴらうどんを食し、旧金毘羅大芝居の金丸座へ
桟敷、花道、回り舞台、奈落、楽屋、ぶどう棚天井などすべて、昔のまま。
ここで歌舞伎を観られたら感動だとつくづく思いました。

こんぴら参りと金丸座見学に満足して、石段登りの疲れが出はじめた頃には居眠りの中、列車は松山へ。

道後温泉の湯につかり疲れを癒し、美味しい料理とお酒を堪能して、夢の中へ。
次の日は、温泉街でひときわ目立つ木造建築の道後温泉本館、かわいい坊ちゃん列車、正岡子規記念館。ロープウエイで松山城天守閣など、足早な観光をして帰路に着きました。


四国、良かったです。また訪れたいです。

また、個展ご来場のみなさま、ありがとうございました。