雑記

40年前

話は40年前に遡ります。

当時横浜に居た兄に連れられ、プロレス野外ライブ会場横浜・蒔田公園へ。
なぜか開演前に出演者の控室へサインと記念撮影をお願いに・・・。
【東洋の巨人・G馬場】、【若獅子・A猪木】、【原爆頭突き・大木】、そして【人間発電所・Bサンマルチノ】。
極めつけは夕涼みしていた二人の外人さん。怖い顔をしてからかうのです。
ショックで声もでず目をぱちぱちするだけで動けない私がいました。
生まれて初めて会った外人さんの最初の言葉は嗄れた声で「ヘイ・ボーイ」。
完全に固まった九歳の少年がそこにいました。
でもその後はサインをもらい、なんと膝の上に抱かれ記念撮影。感動でした。
この二人は有名な悪役レスラー、【海坊主・スカル・マーフィー】、【銀髪の悪魔・レイ・スチーブンス】でした。この日の出来事は今でも心の中の宝物です。
同世代の友達は後楽園球場へ「王・長嶋」を見に行きます。
私は後楽園ホールへ「馬場・猪木」を見に行く、立派なプロレス少年に。
ホールのエレベーターでミル・マスカラスと一緒になった時の興奮は今も身震いするほどの思い出です。

作品名にプロレス技がつくのはこんな訳です。

コンサート

元気と笑顔 そして感動をプレゼントしてくれる。
スタンダードなジャズからポップスまで何を歌っても聴く者の魂に響く歌声はますますパワーアップ。
会場は満席、開演を待つばかり。
ホールが暗くなりピンスポットでピアノの弾き語りで3曲続く、観客はその一点に集中し歌に酔います。
たいしたものです。一瞬で引き込まれました。
トークも関西人独特の世界を展開し、会場を和ませるおおらかさ。
話のついでの歌なのか、歌のついでの話なのかと思いつつ曲は続きあっと言うまの2時間でした。アンコールと続きラストのテネシーワルツは心の奥まで、じーんときました。この感動をくれた歌手は・・・。
「綾戸智絵」
コンサートでした。
当然、その夜は気分よく一杯やって帰路に着きました。
2007年、最初の感動でした。

今年もまた一年ガンバリます。よろしくお願い致します。

今年見た映画

今年も一年ありがとうございました。
11月船橋西武、12月日本橋高島屋にご来場いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

さて、恒例の今年見た映画です。

2月
・博士の愛した数式・・・静謐な物語でした。
3月
・ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女・・・「指輪物語」を先に観てしまったので・・・?
・イーオン・フラックス・・・「・・・?」
4月
・寝ずの番・・・「噺家一門の通夜の出来事」
・プロデューサーズ・・・「雨に唄えば」を少し彷彿させる。
5月
・かもめ食堂・・・フィンランドの港町に日本女性の定食屋さんが。
・ダ・ヴィンチ・コード・・・原作を後で読みました。
7月
・パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト・・・前作を超えた娯楽さとスペクタクル。
8月
・日本沈没・・・CG場面はさすが「ガメラ」スタッフでした。
9月
・胡同(フートン)のひまわり・・・儒教を重んじる父子の話。
・フラガール・・・常磐ハワイアンセンター誕生の物語。小学生の頃実際に見ました。
11月
・トンマッコルへようこそ・・・朝鮮戦争中の山奥の村に起きた奇跡。
12月
・武士の一分・・・これぞ山田洋次の時代劇。
・硫黄島からの手紙・・・「ん・・・。」
・エラゴン 遺志を継ぐ者・・・「ロード・オブ・ザ・リング」「ハリー・ポッター」を観ているので・・・。

個展

今回は日本橋高島屋での個展の案内をさせていただきます。

新作を25点展示します。どうぞお楽しみください。
会期の2週間前には会場の前の予告スペースに数点展示される予定です。
また、雑誌「美術の窓」12月号(11月20日発売)にも広告を兼ねて作品1点が掲載されます。
そちらもよろしくお願いします。

会期中は夕方頃までは会場にいる予定です。みなさま是非ご来場ください。
お待ちしております。

石川時彦展<彫刻>
会場=日本橋高島屋6階美術画廊
会期=平成18年12月6日(水)〜12日(火)
時間=午前10時〜午後8時
※最終日は午後4時にて閉会させていただきます。

呼び名

前にも書きましたが、私の職には名称が三つほどあります。
・社寺建築の装飾彫刻をする時は 彫刻屋
・その建物に入る神像・仏像を彫る時は 仏師
・デパート、画廊などで展示する作品を彫る時は 彫刻家
「屋・師・家」
木彫するだけなのに呼び名は三通りです。
でも私は三つとも好きです。中身は一緒ですから・・・。

さて、今回は彫刻家の時の案内です。個展です。
よろしくお願いいたします

11月8日(水)〜21日(火)
船橋西武5階=美術画廊
午前10時〜午後8時30分(最終日21日(火)は午後5時に閉場)