個展終了

個展が無事に終了いたしました。
天候にも恵まれ、多くの方に足を運んで頂き作者として大変喜んでおります。
ご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。
相変わらず鎌倉は観光客でごった返していましたが、小町通りから少し入った場所の会場は驚くほど静かな空間で、来場してくださった方々には落ち着いて作品を見て頂けたのではないかと思います。


鎌倉での個展も回をかさねて来ましたが、自分の原点の一つとしてこれからも大事にしていきたいと思います。

一翠堂画廊

初めて個展を開いたのが鎌倉小町通りの一翠堂画廊でした。
会期の一年前に会場を予約し作品の準備をしましたが、当時のアパートでの制作では小品しか彫ることができませんでした。
一日師匠の所で仕事をして帰宅後の夜か休日に時間を割いて彫っていたので、当然作品の出来映えも今より一歩も二歩も劣るものでした。
当時DMを受け取り会場に足を運んで頂いた知人友人たちには本当に申し訳ないと今は反省しております。
それでも見よう見まねで個展を開くところまではたどり着きましたが、何から何まで一人で準備したのでいざ初日になり、本人だけが異常に舞い上がっていたことを思い出します。

数を重ね鎌倉での個展も7回目となりました。
気がつけばこの仕事を初め30年となる来年に向け本人は良い節目になる展示会にしたいと思っています。
良い気候の頃です。鎌倉散策がてらどうぞ足をお運びください。

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
昨年は各展示会にご来場頂き、皆様には深く御礼申し上げます。

さて本年も年明け早々百貨店の新春企画展に出品致します。
正月休みを返上して制作に取り組みました。
お時間がありましたら御高覧ください。

木彫秀作展
1月12日(水)~18日(火)日本橋高島屋6階美術画廊

2005年三越美術特選会
1月20日(木)東京ドームホテル

両会場に新作を2点ずつ発表致します。

今月末頃にホームページをリニューアル致します。
本年もよろしくお願い致します。

おまけ

おせちは一応食べました。

東京国立博物館

上野公園内にある東京国立博物館へ行ってきました。
平成館は特別展開催の為人出も多いようでしたが、今回の目的は昨年にリニューアルされた本館2階「日本美術の流れ」の見学でした。
縄文時代から近代までの美術を国宝や重要文化財などの名品で辿れる「ほんもの」の美術史がここにあります。
内容は「仏教の興隆」「宮廷の美術」「禅と水墨画」「武士の装い」などテーマを設定して展示されていますので時代背景をつかみながら鑑賞できます。
学校の授業の実物版ですね。見学者も少なくゆっくりと時間を過ごしました。

この他にも法隆寺宝物館の静かで見やすい展示の中で金銅仏を見学してきました。
仏像に興味がある方にはお勧めです。

私にはもうひとつ好きな場所があります。本館地下ミュージアムショップです。
ここは博物館で開催されたカタログ、美術書を始め数多くの品々があります。宝箱のようです。ここにしかないグッズを探すのも一つの楽しみになっています。

おまけ
夏の風物詩、氷屋さんのようですね。
氷だと涼しげなのですが、私が引いても出るのは鰹節の様に見える木屑のみ。
汗だくになるだけで全く涼しくはありません。

アートフェア東京を終えて


気温30度を超す猛暑の中、3日間で3万人という大勢の方たちが会場に足を運んで下さったそうです。
出展作家の一人としてたいへん感謝しております。ありがとうございました。
私の出展ブースにも多くの老若男女の方々が訪れ、足を止めてゆっくり見て下さいました。貴重なご意見、ご感想を伺えましたことは大変今後の参考になります。
また、ご縁があり、7点の作品たちが婿入り、嫁入りと相成りました。改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

今回大変お世話になりましたギャラリー玉英の玉屋喜崇氏とブース前で記念撮影

おまけ
どうしても部屋に飾りたい作品があり、妻に小遣いの前借りを頼み込み、
一枚の絵を個人的に買いました。
自分では勝手に「ごほうび」「ごほうび」とよろこんでいます。