六月の頃

ある人が語っていました。
六月という月は一年の中で唯一、行事や催し物の無い月だ。
気候的にも暑くもなく寒くもない、たまの梅雨空の時に少し寒い日がある、中途半端な季節で気も晴れない。
しかも六月には祝日がない。
一年の内で祝日の無いのは六月と八月です。
八月は夏休み・盆休みがあるからまだ良い。
とにかく六月は味もそっけもない。
───話しは続く。
恵まれない六月にもひとつ行事がある。
「衣替え」
やはり地味である・・・。

六月の印象が暗いのは梅雨、つまり雨がいけないのか。
そんな六月の末に生まれた私は、幼少の頃よりこの暗くじとじとした日を誕生日として迎えている。

では明るい話題を。
梅雨明けの雷鳴が鳴る頃のお知らせです。

7月17日(火)〜23日(月)
木彫秀作展
日本橋三越本店6階美術画廊